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石橋 朋剛*; 永翁 一代*; 勝山 千恵*; 梨本 裕晃*; 浅野 貴博; 佐々木 祥人; 岩月 輝希; 吉川 英樹; 加藤 憲二*
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幌延深地層研究センターの掘削井より採水した深度約500mの地下水を対象にして、存在する微生物と原生動物の補足関係を調べた。その結果、深部地下水中での原生動物の活動を初めて示唆され、共存する微生物の群集構成へ影響している可能性があることがわかった。3mの孔径のフィルターで分画した地下水中の微生物群集の倍加時間は、原生動物が存在すると推定される系に比べ短く、増殖は捕食圧による影響を受けていることが示唆された。クローニング・シークエンスでは、培養前後で、ドメイン・バクテリアの群集構成に違いが見られ、原生動物の捕食による群集構成への影響が示唆された。一方、ドメイン・アーキアでは原生動物の捕食による群集構成への影響は見られなかった。